こんなことは耳にタコができるほど聞いたことがありますよね。
悪いのはなんとなくわかるけど、やばくなるのは少数の人だけでしょ
タバコの意外な作用、よくない理由
「ああ、だからなにも感じていなかったのか。」となることをお話していきます
まず結論からいいます
タバコを吸うことで
気づかずに歯周病になっている
このことをお話していきます。
そもそもタバコってなんで悪いの?
タバコの煙には100万種類の有害物質が含まれていると言われています
その中に発がん物質や機能の低下を招くものがあるのです
そのため、肺がんになるよ!とか言われるわけです
また、タバコによる病気でCOPDという病気あります
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
どんな病気かというと、息が吸いづらくなる病気です。
これが進行すると酸素ボンベを持ち歩かないと呼吸が間に合わなくなります。
通常10分で歩けるところを、COPDの人は1時間かけて休み休み歩くそうです
COPDの原因の上位にタバコがあるので危険ですという話です
タバコと歯周病
結論からいうと、たばこによって症状が隠されてしまっているのです。
タバコを吸うと血管が細くなります。
こんな経験ありませんか
- 一気にタバコを吸ってくらくらする
- ひさびさにタバコをすったら頭がぼんやりする
これらは先ほどの血管が細くなることから起こることです。
(ニコチンの急性症状もありますが。)
歯や周りの骨などに栄養をあげている血管はとても細いものです
そのためタバコによって血管が収縮すると、炎症が起きにくくなるのです
なのでタバコを吸ってても出血するとかがわかりにくいのです。
しかし、無症状のまま歯周病は進行していきます。
久々に歯医者にいってレントゲンを撮ってみたら歯を支えている骨が減っている。なんてこともよくあります。
実際にそんなケースはよくみられます。
それほど歯周病は症状なく進行することが多いのです
喫煙者と非喫煙者の歯周病の差
じゃあ喫煙をつづけたひとと、禁煙した人ではどんくらい違うのよ
こんなデータがあって、
- 喫煙はやめなかったけど、歯の掃除は徹底的にやった人
- 禁煙したけど、歯の掃除はそんなに真面目にやらなかった人
この2パターンを比較しました。
どちらのほうが歯を抜かずに済んだでしょうか。
①の人は喫煙者。
毎回歯医者に定期的に通って、自分でもハブラシをがんばった人です。
口のなかをみても汚れなんてほとんどなく、ピカピカです。
②の人は禁煙成功者。
しかし、歯医者にはぜんぜん来ないし、歯ブラシもそんなに真面目じゃありません。
口の中はそこそこ汚れてて、歯石もついてます
さて、どっちの方が良い結果になったでしょうか。
②のほうが歯を抜かずに済みました。
つまり、どれだけ綺麗にしても喫煙の影響からは逃れられないのです。
そのため、喫煙は歯が抜けるリスクがとても高いのです
それについて詳しく書いてあるのがこの本です
より詳しく知りたい方や、タバコをやめさせたい人がいる方は購入してみてください。
衝撃です。
専門的な内容もありますが、特になくても読めるかと思います
可能なら禁煙しましょう
歯が抜けた原因の第1位が歯周病なのです
その原因をつくる最もリスクのあるものが喫煙
なので喫煙している方はそのリスクがあることを頭に入れておいてください。
若いうちから入れ歯になるのは嫌ですよね
なんとか歯をのこしておいしくご飯を食べていきましょう!