ふいに口が臭くないか気になったり、ほかの人の口の臭いが気になって自分は大丈夫かなって気になったりしたことはないですか
口の臭いは非常にデリケートな話なので他の人に相談しにくいですよね。
「僕って口くさい?」なんて聞いても正直に相手も答えづらかったり。
また、相手が口がくさくても「口くさいですよ」なんてそれこそ口が裂けても言えない。失礼なんじゃないかと。
そんな 口臭 についてお話しましょう。
- 口臭の原因
- 口臭の分類
- 口臭予防に
口臭の原因
- 全身疾患による口臭
- 生理的口臭
- 口の中の環境による口臭
- 心理的口臭
このように口臭と一言で言っても大きく分けて4種類に分類することができます。イメージ的には口臭はすべて口の中によるものの感覚があるかと思います
意外と口の中以外の原因もあるのです
生理的口臭
これは朝起きたときに口が臭くなることなどです。
寝ているときは唾液があまりでなくなるため、口の中が乾燥しがちになります。
また、唾液がでないということは口の中の環境が停滞してしまうため、細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。
そのため朝おきたときには細菌が繁殖しているため、口臭の原因となるのです。これは起きたときに歯磨きをする。舌ブラシをすることで防ぐことができます。
全身疾患からくる口臭
糖尿病では口から甘いにおいがします。
口の中の環境による口臭
口の中が原因の口臭には大きくわけて2つあります。
- 舌の上のよごれによるもの
- 歯周病によるもの
①舌の上のよごれによるもの
実は口臭の80%が舌の上のよごれによるものです。なので舌ブラシなどを用いてやさしく舌をブラッシングしてください。それだけでもかなりの確率で口臭を防ぐことができます
②歯周病によるもの
歯周病では歯周ポケットのなかでとても多くの細菌が繁殖しています。
にはにおいを発生させる最近もあるため、歯周病では口臭がするのです。
歯周病について詳しい話は「こちら」
心理的口臭
これは実際に口臭はないが、本人は口臭を感じているものです。
心理的ストレスなどによる口臭恐怖症がこれにあてはまります。他の人はくさくないと言っていても本人は納得ができずに、口臭があると感じてしまうのです。
心理的口臭の治療は歯医者ではなく、精神科・心理カウンセラーなどにより治療していく必要があります。
口臭の検査は機械を使うもの。人の嗅覚によるものの主に2種類があります。
他の人に息を吐いて調べてもらうのは抵抗があるかと思いますが、結局臭いなんて他の人の主観によるものが多いので一番信頼性があるかと思います。
またガスクロマトグラフィーという機械を用いてどの臭いの物質があるのかを調べることもできます。
とりあえずほとんどは口の中によるものだから歯磨き、舌磨きをがんばろう!